2010/12/28

20坪台、2000万円以下

杉野建築店の強力な営業ツールとは、小さなモデルハウス。


広い敷地のなかにちょこんと座っている
15坪の小さな家。
 設計は建築家の伊礼智氏


どれくらい小さいかというと・・・


このくらい
玄関です。


このくらい
2階へ上がる階段です


私の身長は151㎝


2階リビングは座るところがいっぱいありました


ロフトへの階段手前も座れます
左はテレビ置き場。ムダがありません


モデルハウスの詳細はこちら


まだまだ松本周辺では大きな家が主流。建坪40坪でも小さいほうになるそうです。


ところが、このモデルハウスを建ててから


杉野建築店では


20坪台を依頼してくるお客さんが増えたそうです。


モデルハウスを見学した人の多くが、

「これで十分かもね」

といって帰っていくそうです。



自分たちが生活するのに、必要な広さを知らないまま家づくりをしてしまう人、きっと多いんでしょうね。狭くてもちょっと贅沢なつくりの家のほうがいいと考える層は、少なくないと思います。


ある大手企業が開催した社員向けセミナーでは、ファイナンシャルプランナーが住宅建設費は2000万円以下にしておくべきと話したそうです。最近では、ある程度年収のある人でも、無理して借金しないという傾向があるようですね。



坪単価40万円で50坪の家

坪単価80万円で25坪の家


この差を想像できる一般の方は、少ないでしょう。

杉野建築店のモデルハウスは、これをうまく伝えているのかもしれません。
20坪台で2000万円以下の家が増えて、杉野建築店が儲かるのかどうかは私には分かりません。ただ言えることは、今の家購入世代へのメッセージとして、決して間違っていないのでしょう。
★ちなみに私が今住んでいるのは、夫婦2人で34㎡。10坪程度。これ以上広いと掃除できないなぁ(笑)

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